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RUN FOR YOUR LIFE !!

RUN FOR YOUR LIFE !!

3月20日

3月20日 ヒロ→ホノルル

マウナケア早朝

青空を背景に雪化粧したマウナケアが聳えている。
昨日の大雨がウソのように晴れ渡っている。

マウナケア 朝焼け

朝食を取る前に、
ヒロの近く、ホノムという町の奥にあるアカカ滝を見に行く。
車で30分ほど。
朝の光に包まれながら、快適なドライブを楽しむ。
マラソンで走った道を逆走。
「すっごかったよなー、水が溢れてて。」
なんて言いながら。

ホノムに到着。
3マイルほど行くとアカカ滝州立公園に到着。
車を降り、ちょっとしたトレイルを行く。
ヒロに到着してから、
ずっとコキフロッグの鳴き声が響いていたが、
ここではさらに多くのコキフロッグが合唱中。
「コォォキッ!」
谷に甲高い声が響き渡る。

アカカフォールズ トレイル
10分ほど歩くと目的の場所に到着。
アカカ滝。
思っていたよりもずっと大きく立派な滝。
オアフのマノア滝に行ってみたことがあるが、
比べようも無いほど。
ヒロからすぐにこんな美しい場所があるとは意外だったが、
これも晴れていればこそ、である。

アカカフォールズ

トレイルの途中
トレイルをぐるっと周り、帰路につく。
途中ホノムにあるベーカリーでサンドイッチとシナモンロールを購入し、
ホテルに戻る。

ラナイで、少し雪が多くなったマウナケアを眺めながら朝食。
こんな時間がものすごく愛おしく感じる。

ヒロの町自体にはあまり魅力を感じることは少なかったが、
(雨のせいであまり町の中をブラつけなかったせいかもしれない)
周囲にはすぐ近くに地球の壮大さを感じさせる場所があり、
ハワイ島観光の基地として使うにはこれほど良い場所は無いと思う。

そう感じながら荷物をまとめる。
今日はホノルルへ移動の日。
スーパーで買い求めたビールが重い。

バニヤンドライブ

10時頃ホテルを出て空港への道すがら、
ちょっと寄り道をして、
ヒロの町の図書館(前)にあるペトログリフを見に行くが、
ただの岩にしか見えず残念。

ペトログリフ

空港の専用駐車場に入り、レンタカーを返す。
係の女性から「どう?楽しかった?」と聞かれて、
「すっごく♪」と、色んな意味を含めて答えてしまった。
...サドル・ロードを走ったことは内緒にしておこう。

ヒロ空港 植栽

空港の待ち合い場所へ入る。
チケットを係に見せると、
「あら、ご夫婦ですか?若く見えますよ」
「...35なんだけど」
「え、奥様なんて17ぐらいにしか見えませんよ」
なんてお世辞だと分かっていても嬉しいし、
ちょっとした会話を楽しく思う。

ヒロ空港 出発ロビー

ロビーにあるニューススタンドで新聞を購入。
1面は、オアフで洪水!という記事。
これからの2日間が急に重たく感じてきた。
当然、マラソンの記事もチェックしたが、
全員の成績が載っているわけでもなく、
本当に小さな大会だったんだな、というのが良く分かる。

ヒロ空港のロビーは趣味の良いソファーが設えられていて、
とても居心地が良い。
しばらく和んでいたかったが、
時間が迫り、仕方なく飛行機へ乗り込む。

ヒロの町を離れる。
濃密な3日間だったせいか、
なんとなく寂しく感じる。
そんな気持ちを察してか、
20分ほど遅れての離陸だった(笑)。

コナコースト

無事ホノルルに到着。
タクシーでホテルに向かう。
今日から2日間の宿は、
「ニューオータニ・カイマナビーチ ホテル」。
ネット上の噂ではかなり評価が高く、
ヒロのホテルでがっくり来ていた僕らは、
期待しつつワイキキの町へ向かって行った。

カピオラニ公園を通り過ぎ、
こぢんまりとしたホテルに到着。
間髪を入れず、ドアボーイが荷物を運んでくれる。
フロントデスクで予約のチェックをしてもらい、
少し時間が早いが部屋に入れるか聞いてみる。
すると、
「15分ほどで部屋の準備が出来るので、ロビーで待っててくれ」、
と言われたので、
「ラッキー♪」なんてくつろいでいると、
5分もしないうちに名前を呼ばれた。

早いな~、と思いつつフロントデスクに行くと、
「お客さまに、良いインフォメーションです。
本日からの二泊、アップグレードさせてもらいます。」
とのこと(もともとオーシャンビューの部屋を予約していた)。
なんと、
「ご用意できるのがオーシャンビュー・ジュニア・スウィートです。よろしいですか?」
こんなの滅多にあるわけじゃないので良いも悪いも無いだろう、と思い、
ありがたくアップグレードしてもらい部屋に向かう。

7階の部屋に入ってびっくり。

ジュニアスイート!

「...広っ。」
予定の部屋だとこの半分だったんだろうなあ、
なんて思いながら窓を開け、ラナイに出る。

オーシャンビュー♪

ダイヤモンドヘッドビュー

カイマナビーチの向こうにはワイキキの街並が見え、
すぐそばにはカピオラニ公園。
さらにはダイヤモンドヘッドがすぐそばに聳えている。
...ジュニア・スウィート万歳。
ビバ♪ニューオータニ。
(こんなことで喜んでしまう小市民の自分が結構スキ♪)

新聞に載っていた昨日のオアフでの大雨がウソのように晴れている。
「やっぱハワイはこうじゃないとね~」
なんて言いながら、
遅めの昼食を取りにワイキキへ散歩がてら歩いて行く。

ワイキキ・ビーチ・ホテルの2階にあるレストランで食事をしていると、
急に雲が広がり、雨が降り出した。
かなりの大粒の雨で、雨宿りに店に逃げ込んでくる人もいるほど。
店を出る頃には小降りになり、なんとか歩ける状況になった。

デザートを食べたい、という話になり、
カパフル通りを「ワイオラ・シェイブ・アイス」に向かって進む。
いつものようにアズキ シェイブを二人でシェア。
変わらない美味しさに、ほっと一息。

その後、「ISLAND TRIATHRON」へ行き、
バイクシャツを物色。
何となく笑えるのが欲しいなあ、なんて思って見ていると、
日本語で話しかけられた。
「いらっしゃいませ。どうぞ試着なさってください」
...あら、日本人スタッフなんていたかしらんと振り返ると、
めっちゃヨーロッパ系の米国人男性がおじぎしていた(笑)。
あまりの日本語の流暢さに感激し、しばしおしゃべり。
聞くと、千葉の館山で、高校教師として勤務していたそうだ。
ちなみにサーフィンばっかやってた、とのこと(笑)。
そのわりには日本が上手なので、謙遜してるんだろう。

で、バイクシャツは、
コナ・ビールの絵柄が入ったシャツを発見し、
試着するとコレがぴったり。
オレンジ色がベースでとても気に入り購入。
この夏のオロロンはこのシャツで走ることに決定。

さらに、バイクはどんなのがあるんだろうと思いつつ、
何の気無しに値札を見てみると、安いのよコレがまた。
セール中ってのもあるんだろうが、
ホントお買得。
マジで買っちゃうところだった。

ホテルへ一旦戻り水着に着替え、せっかくなのでビーチへ。
夕暮れの中、ちょっとだけマジ泳ぎ。
久しぶりのクロールに、肩が外れるかと思った。

近くで釣りをしている人たちが居る。
サビキを20mほど沖に投げ込み、
リールを巻いている。
そのすぐ傍をおそらくトライアスロンをやっているであろうマッチョたちが、
沖のブイに向かってスイムのトレーニング中。
「大物釣れそうやな...。」
なんて言いながら見ていると、竿が小刻みに振れている。
釣れたのは15cmくらいの銀色の魚。
何だろうと思って、英語で聞いてみると、
「イワシだよ」って、日本語で返されてしまった(笑)。

ワイキキの沖に沈んで行く夕陽を見て、部屋へ戻る。

またまたワイキキまで歩く。
良く歩く日だ。
カラカウア通りは観光客で溢れている。
ハワイ島(特にヒロ)の静けさとは大違い。
活気(というか熱気)の中、
晩ご飯をどこで食べるか思案しているうちに疲れてしまい、
結局、逃げ込むようにラーメン屋に入り、軽く済ませる。

ホテルに戻りラナイに出る。

ワイキキ夜景

夜景を見ながら、ヒロで買った「メハナ・ビール」で乾杯。
なんだかんだとマラソンとか移動の疲れが出たのか、
あっという間に撃沈し、就寝。

3月21日に続く


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